検査機器

何重もの検査を経て世の中へ。

人造ダイヤの流通も盛んに

人造ダイヤの流通も盛んに

一般的にダイヤを鑑別する時は、紫外線を用いて「キュービック・ジルコニア」を判別する機械が用いられますが、「キュービック・ジルコニア」はダイヤとは全く別の鉱物ゆえ、簡易的な機械はもとより、プロであれば目視でも判別することが可能です。ところが最近市場に流通し始めた人造ダイヤは天然ダイヤと組成が変わらず、ある窒素の一種だけが違うだけで、プロであっても目視では判別できません。

初導入の検査機器

初導入の検査機器

そこでJ-oneでは、ダイヤを組成する窒素部分のみに特化して分析・検出できるダイヤ鑑別機を導入しています。もともとは化学系、化粧品メーカーなど薬品系の会社が使うものでしたが、検出を簡単にできるようにカスタマイズをして運用を開始しました。窒素部分に特化した検査機器はダイヤの鑑別を専門に行う会社が主に導入していますが、ジュエリメーカーとしてはJ-oneが初導入となっています。

査機器をフルに活用

検査機器をフルに活用

合金の成分と配合を高精度で分析できる機器も運用しています。K18と刻印していても、実際は18金ではない地金を使うメーカーが後を絶たないので証明のために導入しました。また通常は10倍ルーペでの検品ですが、時には約30倍まで拡大できるマイクロセッティング用の顕微鏡を使用することもあります。人の目と機械の目の両方を駆使しながら、間違いのない製品づくりに日々取り組んでいるのです。

PAGE TOPPAGE TOP